baku’s memorandum

いわゆる備忘録

CentOS6にVirtualBox Guest Additionsをインストールして共有フォルダをつくってみた

初めてローカル開発環境を作ってみたのつづきその7

VirtualBoxでゲスト-ホスト間の共有フォルダが使えるようにするにはGuest Additionsのインストールが必要。 詳しくはGoogle先生に聞いてみてください。

手順

Guest Additionsのインストール

あらかじめKernel関係の追加パッケージをインストールして再起動しておく。

CentOSが立ち上がった状態でコンソールのメニューからデバイス>Guest AdditionのCDイメージを挿入を選択すると、仮想マシンのCDドライブにisoイメージが挿入される。

# mkdir /media/cdrom
# mount -r /dev/cdrom /media/cdrom
# cd /media/cdrom
# sh VBoxLinuxAdditions.run

終わると最後に"Window System driversをスキップしたよ"といわれるがX-Windowは入ってないので無視。

共有フォルダの設定

コンソールのメニューからデバイス>共有フォルダ設定...を選択。

出てきたダイアログの右端にあるアイコンかコンテキストメニュー共有フォルダを追加をクリック。

"フォルダーのパス"に共有フォルダにするホスト側のフォルダを指定し、"永続化する"にチェックを入れてOK

  • "自動マウント"にチェックを入れておくと、ゲスト側CentOSでは共有フォルダが "vboxsf"グループで/media/sf_(共有フォルダ名)に自動マウントされる。このフォルダのパーミッションはデフォルトで770になっており、何故かchmodでは変更できないので使いづらい。
  • 手動マウントの方法はmountコマンドか/etc/fstabで設定。(マニュアルChapter 4. Guest Additions)
    • mountコマンドの場合はoptionでパーミッションも指定して、/etc/rc.localに記入。
    • /etc/fstabの場合は、デフォルトでパーミッションは777になる。今回はこれでいく。
# vi /etc/fstab
...
(ファイルの最後に行を追加して)
[**フォルダー名**]   [**マウントポイント**]   vboxsf   defaults  0   0

:wq

rebootしてから共有フォルダが機能しているか確認。

ちなみに今回はDocumentRootに直接マウントした。 SELinuxが有効の状態だとブラウザでDocumentRootにアクセスできなくなってしまうのであとで無効にする。